beacon

ユーベ監督に就任したピルロ「心底嬉しい。誇りに思う」、過去には4-3-3を標榜…C・ロナウドらをいかに生かすか

このエントリーをはてなブックマークに追加

ユベントス指揮官となったアンドレア・ピルロ

 ユベントスの監督に就任したアンドレア・ピルロ氏は9日に自身のツイッター(@Pirlo_official)を更新し、就任後初めてコメントを出した。

 ピルロ氏は7月30日にユベントスU-23の指揮官に就任。しかし、ユベントスは8日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦でリヨンに敗れ、同日にはマウリツィオ・サッリ監督が解任された。それに伴い、新指揮官としてピルロが招聘されている。

 ピルロは自身のツイッターを更新。「ユベントスからこのような敬意と信頼を受けて、心底嬉しいし、誇りに思う。この素晴らしい機会にしっかり備えていきたい」と意気込みを伝えた。

 監督経験のないピルロだが、ここ数か月の間にはヒントも。かつてのチームメートであるファビオ・カンナバーロとインスタグラムでのライブ配信を行っており、その際には4-3-3の布陣が好みと発言。「誰もが攻撃的であり、ボール保持を上げていきたい」と語っていた。

 当然、4-3-3にこだわりを見せているわけではなく、「所属する選手で機能しないならば、別のシステムが必要だ。こだわり過ぎてしまったら、ただの時間の浪費。選手たちの良さを最大限に活用できていないことになる」とチームを尊重する考えも垣間見せていた。

 ピルロに課されたタスクは重大だ。セリエAの連覇継続は必須であり、それに加えて国内カップ戦制覇も望まれる。数年越しの目標は欧州CLの頂点。FWクリスティアーノ・ロナウドを含めた選手たちと協力をし合いながら、その共存を図りつつ、チームを再活性化させなければいけない。監督経験のない41歳のレジェンドプレーヤーがイタリア王者をどう率いるのか。大きな注目が集まっている。

●セリエA2019-20特集
●冨安健洋の試合はDAZNで!!“初月無料”ライブ配信中

TOP