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「誰も選手の声に耳を貸さない」デ・ブルイネが過密日程が続く現状を非難

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MFケビン・デ・ブライネが過密日程に言及

 マンチェスター・シティのMFケビン・デ・ブライネは、過密日程へ苦言を呈した。

 新型コロナウイルスの影響で各国リーグ戦が中断され、再開から各チームが過密日程に直面。特に8日間で4試合を戦ったトッテナムをはじめとしたプレミアリーグ勢は休んだり、準備する間もなく次から次へと試合をこなす厳しい状況だ。

 さらに、10月のインターナショナルブレイクでは、1週間で3試合をこなすハードなスケジュールを戦う。デ・ブルイネが招集されたベルギー代表は、8日にコートジボワール、11日にイングランド、14日にアイスランドと対戦する。そして、代表選手たちがクラブに戻ると、再び17日からリーグ戦、さらにミッドウィークにはヨーロッパカップ戦が始まるなど絶え間なく試合が続いている。

 この厳しいスケジュールを受け、デ・ブルイネはイングランド戦を前に「ここ2年間休みなくプレーし続けている。でも、誰一人として選手たちの声を聞かないんだ」と話し、過密日程への不満を続けた。

「僕自身の状況を見ると、時々心配にさいなまれる。この夏、僕には8日や9日間のオフしなかった。妻が妊婦だったから休暇にも行けなかった。今年の夏は休暇がなかったんだ。仮にこのままシーズンが進めば、僕はまた2年間休みなしでプレーし続けることになる」

「特に精神面で大きな影響を受けている。みんなと同じようにスイッチをオフにすること、身体を休めることが必要だと思う。“多くの稼ぎがあるから、上手く対処すべきだ”という声があることも理解している。そういう考えもあるだろう。でも、負傷者が出てくることが目に見えている」

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