beacon

終了間際失点ドローのユーベ…ボヌッチは失点起因のディバラを擁護「彼のせいではない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

悔しさをにじませるFWパウロ・ディバラ

[11.8 セリエA第7節 ラツィオ1-1ユベントス]

 ユベントスは8日のセリエA第7節でラツィオと対戦。1-0で試合を終えるかと思いきや、終了直前のワンプレーで失点を喫し、ドローに終わった。

 試合終了間際、ラツィオが何度も猛攻を仕掛ける。しかし跳ね返すユベントス。ボールを拾ったMFウェストン・マッケニーがサイドにパスを出すと、途中出場のFWパウロ・ディバラが拾い切れず、サイドラインを越えてしまう。ラツィオはこのラストチャンスを生かし、スローインから最後はFWフェリペ・カイセドが同点ゴールを仕留めた。

 クラブ公式サイトでは試合後の会見の様子を伝える。アンドレア・ピルロ監督は「結果を得るためには集中を切らせてはいけない。細かい部分に気を配る必要があるし、今日は最後の10秒でポゼッションをコントロールできなかった」と終了間際の油断を指摘する。

 また、DFレオナルド・ボヌッチは「93分45秒まではユーベらしくプレーできていた」と振り返る。「守備は堅く、ボールを支配して相手にはチャンスを与えていなかった。しかし集中を切らして失点してしまった」と語った。

 ピッチ外では、途中出場のディバラとFWフェデリコ・ベルナルデスキといった選手が批判の的に。ボヌッチは「途中出場の選手のせいではない」と擁護し、「ディバラとベルナルデスキは自分たちの仕事をしていた」と語る。「私たちは4、5人のミスでボールを失った。100%集中していないと、失点するリスクはある。教訓しなければいけない」と改善を誓っている。

●セリエA2020-21特集

TOP