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まさに黄金コンビ!! ケイン→ソン、ソン→ケインで高速カウンター完結…トッテナムがノースロンドンダービー制す

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トッテナムFWソン・フンミンとFWハリー・ケイン

[12.6 プレミアリーグ第11節 トッテナム 2-0 アーセナル]

 プレミアリーグは6日、第11節が開催され、トッテナムアーセナルによるノース・ロンドン・ダービーが行われた。前半に2点のリードを奪ったトッテナムが、そのまま逃げ切って2-0の完封勝利。勝ち点を24まで伸ばしたトッテナムは首位の座をキープした。

 試合開始から徐々にボール保持率を高めるアーセナルが押し込み始めるが、ホームのトッテナムが鋭いカウンターから試合を動かす。

前半13分、アーセナルの攻撃をはね返すと、最前線のFWハリー・ケインがキープし、左サイドをFWソン・フンミンが駆け上がる。ケインからボールを呼び込んだソンがドリブルで運ぶと、中央に切れ込みながらPA外から鮮やかな軌道を描くミドルシュートを叩き込み、スコアを1-0とした。絶好調のソンは今季10点目を記録し、早くも2ケタ得点に到達した。

 前半終盤にはアーセナルが再びボール保持率を高め、ゴールに迫るシーンを作り出すが、高い集中力を保つトッテナム守備陣を攻略し切れない。

 すると、再びトッテナムのカウンターが牙をむく。前半アディショナルタイム、速攻に転じるとトッテナムの選手が4人、アーセナルの選手が2人の数的優位が生まれる。自陣からボールを運んだMFジオバニ・ロ・チェルソが左のソンへ。ソンの外側を回ってPA内に走り込んだケインがパスを受けると、左足の豪快なシュートを叩き込み、トッテナムのリードは2点差に広がった。

 2-0とトッテナムがリードしたまま後半を迎えると、同3分にDFキーラン・ティアニーのクロスからFWピエール・エメリク・オーバメヤンがヘディングで狙うも、枠上に外れてしまう。その後も2点のビハインドを背負うアーセナルがボールを保持し、トッテナムがカウンターをちらつかせる構図は変わらない。

 後半23分にはDFエクトル・ベジェリンのクロスからFWアレクサンドル・ラカゼットがヘディングを叩き付けるも、横っ飛びしたGKウーゴ・ロリスに弾き出されてしまった。

 最後まで攻め続けたアーセナルにゴールは生まれず。逃げ切ったトッテナムが2-0の完封勝利を収めた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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