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モウリーニョ、クロップのFIFA最優秀監督賞に皮肉「フリックは2~3の新大会を見つけるしかない」

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ジョゼ・モウリーニョ監督が皮肉

 トッテナムジョゼ・モウリーニョ監督が、リバプールユルゲン・クロップ監督がFIFA年間最優秀監督賞を受賞したことについてリアクションした。

 現地時間17日、FIFA(国際サッカー連盟)は年間表彰式『ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ2020』を開催し、年間最優秀監督賞にリバプール指揮官を選出。3冠制覇を達成したバイエルンハンジ・フリック監督を有力と見る向きもあったが、イングランドのトップリーグでリバプールを30年ぶりの戴冠に導いたクロップが“THE BEST”に選ばれた。

 モウリーニョ監督は20日に控える第14節レスター・シティ戦を前にした会見に出席し、記者からその話題を振られると「あの式典は私も見ていた。みんなと同様に目を丸くして見ていたよ」と発言。皮肉交じりでこう続けた。

「フリックが戴冠するものと思っていたがね。彼が勝つ唯一のチャンスは、バイエルンはあと2~3の新たなコンペティションを見つけて、それに勝つことだと思う」

「おそらく1シーズンに7つほどタイトルを獲得したら、それでやっと彼は賞を手にできるんじゃないかな。チャンピオンズリーグ、ブンデスリーガ、DFBポカール、ヨーロッパスーパーカップ、ドイツスーパーカップで勝利しても、まだ足りないようだからね」

 前節、敵地でリバプール相手に1-2で敗れ、首位から陥落したトッテナム。モウリーニョ監督とクロップ監督は長年のライバル関係となりつつあるが、トッテナム指揮官は欧州王者バイエルンのフリック監督ではなく、クロップ監督が賞を手にしたことに思うところがあるようだ。

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