アタランタの指揮官ジャン・ピエロ・ガスペリーニが20日のローマ戦終了後、勝利を喜びつつ、FWヨシップ・イリチッチの復調に期待を寄せた。

　アタランタは20日、セリエA第13節においてローマとホームで対戦。開始直後、FWエディン・ジェコに先制点を奪われて1点を追う展開で前半を折り返した。すると後半から入ったイリチッチが1ゴール2アシストを記録するなどアタランタの攻撃陣が躍動。リーグ戦2連勝中の強豪に対し、4-1と逆転勝利を収めた。ガスペリーニは試合終了後、勝利を喜びつつ、クラブ内で確執が囁かれている主将MFアレハンドロ・ゴメスについて発言を避けた。

「アヤックス、フィオレンティーナに勝利し、ユベントス相手に素晴らしいパフォーマンスを示すことができた。こんな勝利の後でゴメスについて話すつもりはない。きっとクラブが今の状況を解決してくれるはずだ。それより重要な対戦相手を倒すことに成功した他の選手たちへのリスペクトを示したい。後半は絶対的なレベルの高さを示してくれた」

　続いてアタランタ指揮官は、新型コロナウイルス感染やうつ状態から復活したイリチッチに言及。セリエAで今シーズン初ゴールを記録したことを喜んだ。

「イリチッチは100%の復活ができれば、チームにクオリティの飛躍をもたらしてくれる選手だ。これまで悪くはなかったが、練習中においても、やや自信を失っているように見えた。しかし今週はしっかりトレーニングができており、今日の素晴らしい活躍は予想できた我々は彼のような選手を必要としている」

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