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「なぜグリエーズマンは未だ先発?」西メディア、不振のフランス代表FWに厳しい評価

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苦戦が続くFWアントワーヌ・グリーズマン

 スペイン『マルカ』が、バルセロナで苦しむFWアントワーヌ・グリーズマンについて分析記事を展開した。

 バルセロナはラ・リーガ第16節でエイバルと対戦。FWリオネル・メッシが不在となったこの一戦で、グリエーズマンはエースと同じようなポジションに入ったが、期待された結果を残すことができず。後半21分にベンチへと下がっている。試合は1-1のドローとなった。

『マルカ』は「なぜグリエーズマンは未だにスタメンなのだろうか?」と題し、悩めるフランス代表FWについて分析している。

「ホルヘ・バルダーノのインタビュー直後は短い時間輝きを取り戻したが、再び調子を崩してしまった。29歳の選手はバレンシア戦(第14節:2-2)やエイバル戦と、ホームでプレーする度に悪くなっている」

「その一方で、3バックの新システムを採用して今季ベストパフォーマンスを見せたバジャドリー戦(第15節:3-0)では、1分もプレーしていない。ロナルド・クーマンはエイバル戦でもこのシステムを採用し、グリエーズマンをメッシの代わりに先発させたが、同じではなかった」

「もちろん対戦したチームのスタイルなど違いはあるが、グリエーズマンはメッシよりもはるかに小さな影響力しか持たなかった。バルセロナファンにとっては、なぜ背番号7が未だに先発しているのか、疑問に思うところではないだろうか」

 さらに「メッシと一緒にプレーする時には、プレー的に衝突しているように見える。そしてメッシがいなくても、グリエーズマンは同じようにチームをコントロールできない」と厳しい評価を下し、「スーパーサブとして契約したわけではないが、その役割の方が頻繁に活躍できるかもしれない。メッシの有無にかかわらず、彼の起用はうまくいっていない」と結論付けている。

 今季ラ・リーガでは14試合に出場しながらも、3ゴールにとどまるグリエーズマン。ここまで6位と苦しむバルセロナだが、前線の編成を変更する必要があるのだろうか。

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