beacon

2つのタイトル消滅、勝率は5割に満たず…レアル・マドリー「暗黒の1月」を西紙指摘

このエントリーをはてなブックマークに追加

 スペイン『マルカ』が、「レアル・マドリー:暗黒の1月」と題して絶不調のラ・リーガ王者を分析している。

 12月中は6連勝を達成するなど、公式戦8試合を6勝1分け1敗の成績で終えていたレアル・マドリー。しかし1月に入ると、成績が急落。『マルカ』は「ちょうど1年前、彼らは2020年最初の7試合で6勝を挙げ、スーペルコパ・デ・エスパーニャでアトレティコ・マドリーを下してタイトルを掲げた」としつつ、「しかし2021年はすでに2つのトロフィーが消滅。スーペルコパではアスレティック・ビルバオに、コパ・デル・レイでセグンダB(3部)のアルコヤーノを前に敗退した」と指摘した。

 同紙はまた、「レアル・マドリーは今季すでに(公式戦で)8敗。昨季51試合で記録した7敗をすでに上回っている」と紹介し、「クラブの不調ははっきりと結果に表れている。(1月は)2試合に1試合程度の勝率に留まり、これでは今季のタイトルは難しい」と分析した。

 さらにピッチ上だけでなく、主将セルヒオ・ラモスとルーカス・バスケスの契約更新が進んでおらず、退団する可能性が高まっていること。マルティン・ウーデゴールとルカ・ヨヴィッチが出場機会を望んでクラブを離れたこと。そして大雪の影響で厳しい移動を強いられたことに触れ、「今月のレアル・マドリーに簡単なことは何1つなかった」と綴っている。

 1月の公式戦6試合を2勝1分け3敗で終えたレアル・マドリー。勝ち点40のまま足踏みとなり、2試合未消化の首位アトレティコ・マドリーに最大13ポイント差をつけられる可能性がある。厳しい状況が続く中、チャンピオンズリーグも再開する2月で挽回することはできるのだろうか。

●ラ・リーガ2020-21特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP