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レアル会長がフランス代表未招集続くベンゼマに言及「大きな損失だと思う」

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レアル会長がベンゼマについて言及

 レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長が、2015年以降フランス代表に招集されていないFWカリム・ベンゼマについて言及した。スペイン『マルカ』が31日に伝えている。

 リヨンの育成組織出身のベンゼマは2004年にトップチームと契約。5シーズンプレー後に、09年7月にレアル・マドリーに移籍した。チームでは攻撃を牽引し、ゴールを量産してきた。07年3月にデビューしたフランス代表では81試合に出場し、27得点をマーク。しかし、15年11月に同僚のMFマテュー・バルブエナを脅迫した疑いで逮捕されて以降は代表に招集されていない。また、仏代表指揮官のディディエ・デシャンは今後も招集するつもりはないと公言。「彼は明らかに許しがたいラインを超えた」と話していた。

 ペレス会長はベンゼマについて、「呼ばない理由がわからない。カリムは個性的な選手で、彼がフランス代表からいなくなることは大きな損失だと思う」と置かれてる状況に疑問を呈し、「フランス代表や世界で最高の『9番』を呼ばないのは誰にも理解できない。もったいない」と強調した。

 また、会長は続けて「彼はレアル・マドリーの伝説だ。彼はマドリーで多くの信頼と称賛を獲得している」とベンゼマを称えた。同選手は今季、クラブで公式戦25試合に出場し、15ゴール5アシストを記録している。

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