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伊メディアが冨安健洋を「トップ選手になるすべてがある」と絶賛…一方で“宝”の今夏売却を推奨せず

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現地メディアが冨安健洋を絶賛

 イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』は、冨安健洋を称賛し、ボローニャに安売りしてはいけないと忠告した。

 2019年夏にベルギーのシントトロイデンからボローニャに加入した冨安。すると、ヨーロッパ5大リーグ初挑戦ながら、セリエAで中堅を争うチームの中で奮闘し、昨夏の移籍市場ではローマやミラン行きが報じられるなど評価を高める。今シーズンも、セリエA21試合すべてでフル出場を果たし、シニシャ・ミハイロビッチ監督にとって絶対的な存在であることを示し続ける22歳の日本代表DFについて、同メディは特集を組んだ。

 右サイドバックで印象的な活躍を見せ、センターバックとしても成長を続ける同選手について「大きな見込みがある」と期待を込め、「右サイドでプレーしたとき、彼はセンターでプレーするよりもポジティブだが、このところこの役割でも大きなステップを踏んでいることを強調すべきだ」と評価。

 また、冨安の将来については「最高の戦術的知性、最高の適応能力、最高の競争力、最高のスピード、無限のクオリティ、トミヤスにはトッププレーヤーになるためのすべてがある。トミヤス獲得に700万ユーロと50万ユーロのボーナスを支払ったが、ボローニャがこの日本人で大きな資本を得ることは明白だ」とするも、現状を考慮してもう1年同選手を引き留めることが賢明であると続けた。

「このようなことが起きた後、マーケットの傾向を見ても、宝を抱えるクラブは売却することができないし、売却してはいけない。なぜなら、最終的に安売りせざるを得ない危険を冒すことになるからだ」

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