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敵地でドローのミラン、ピオリは満足「強いマンU相手に対等の力を示した」

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 ミランの指揮官ステファノ・ピオリは、11日に行われたマンチェスター・ユナイテッドとのヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦(ラウンド16)ファーストレグ終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューで試合を振り返った。

 ミランは11日、EL決勝トーナメント2回戦ファーストレグでマンチェスター・Uと敵地で対戦。両チームともにスコアレスのまま前半を折り返すと、50分に途中出場の18歳FWアマド・ディアロに先制点を奪われた。

 しかし、後半アディショナルタイムに、DFシモン・ケアーがCKからヘッドで同点弾を叩き込んで1-1とし、敵地で貴重な1ポイントを獲得。ミラン指揮官ピオリは、選手たちのパフォーマンスに満足している。

「選手たちはパーソナリティを示し、素晴らしい試合を見せてくれた。クオリティの高い対戦相手であることは分かっていたが、チームは試合を支配することができただけでなく、苦しい時間帯に耐える力も示した。重要なパフォーマンスであり、選手たちのさらなる自信の向上につながるだろう。マンチェスター・Uは、我々の対戦相手として(格下のチームよりも)適切な相手だと考えていた。こういった試合は成長につながる」

「非常に良い結果ではあるが、ラウンド通過はまだ勝ち取っていない。これほどスピードがあり、強い相手を退けるためには、高いレベルの試合をもう1試合見せなければならない。今日はこれほど強い相手に対等の力を示すことができた。満足しているが、もっと力を発揮することもできたはずだ」

 最後にピオリは、11分にハンドの判定により取り消されたMFフランク・ケシエの幻のゴールシーンについて言及した。

「ベンチからは何も見えず、ただ素晴らしいゴールだけが見えた。チームは良いプレーをしていたところだったので、決まっていれば精神面でより強くなれただろう。フランクは、手でボールを触っていないことを証言している」

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