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ミランMFトナーリ「まるで父親のよう」憧れの対象、ナポリ指揮官ガットゥーゾに言及

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MFサンドロ・トナーリは相手指揮官に憧れを抱く

 ミランのイタリア代表MFサンドロ・トナーリが、次節ナポリ戦に向けて意気込みを示している。

 現在インテルを勝ち点6差で追うセリエA2位のミラン。第27節ミランvsナポリの一戦は、優勝争いに踏み留まるためには勝ち点3奪取が必須となる。

 ナポリを率いるのがミランのレジェンド、ジェンナーロ・ガットゥーゾ。トナーリは“ネクスト・ピルロ”と言われてきたが、自身は「ピルロよりも自分はガットゥーゾに憧れていた」と以前から公言していた。

 そしてミランでトナーリが着けている背番号は8であり、ガットゥーゾがミランでの現役時代に着けていた番号でもある。それだけにガットゥーゾ監督との対戦に、思うところがあるようだ。

 トナーリは『Sky Sports Italia』に対して「ガットゥーゾはまるで父親のような存在」と述べている。

「マンチェスターでのアウェーマッチ(ヨーロッパリーグ、ラウンド16第1戦は終盤にミランが追いつき、1‐1のドロー)は自分がミランに来てから最も重要な瞬間の一つだったと思う。だけどそのことは一旦忘れ、次の試合に集中している。日曜日の試合はミランにとって、とてつもなく重要な一戦となるからね」

「ナポリを率いるのはガットゥーゾだ。彼はピッチ内外を問わず、いつもアドバイスをしてくれるんだよ。僕にとってはまるで父親のような存在でもあるね。強い言葉で褒めてくれるわけではないんだけど、自分に期待を寄せてくれていると示してくれるんだ。彼からもらうメッセージは、自分にとって大きな励みになる」

 憧れの存在、ガットゥーゾ率いるナポリとの対戦だが、トナーリは勝敗になると話は別だと説いている。

「僕らはまだまだスクデットに向けて諦めるつもりはない。ナポリ戦でも、自分たちの価値をピッチ上で示す必要がある」

 セリエA第27節ミランvsナポリは日本時間15日AM4:45キックオフとなる。

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