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ユベントス、昇格組ベネベントに敗れるもピルロは「スクデットを信じ続ける」

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ベネベント戦について語ったアンドレア・ピルロ監督

 ユベントスアンドレア・ピルロ監督が21日のベネベント戦終了後、イタリアメディア『スカイ・スポーツ』のインタビューに応じ、敗戦の弁を述べた。

 ピルロ監督率いる3位ユベントスは21日、セリエA第28節でフィリッポ・インザーギ監督が指揮を執る昨季のセリエB覇者ベネベントと対戦。しかし格下のチームにホームで0-1と敗れ、思わぬ形でポイントを取りこぼした。ユーベ指揮官は試合を振り返りつつ、反省点を語った。

「過剰なプレッシャーがあったわけではないが、もっと良い試合をしなければならない義務はあった。しかしあらゆる面において酷い試合になってしまった。試合に対する姿勢や技術的な面において、上手くいかなかったように思う。勝利への意欲はあったが、ベネベントは組織的でコンパクトな守備をするだけに、難しい試合になることは分かっていた。選択においても慌ててしまい、もっと落ち着いてプレーしなければならなかったと思う」

 前人未到のセリエA10連覇を目指すユベントス。首位インテルが新型コロナウイルスの影響で試合を延期して65ポイントでとどまる中、ポイント差を「10」から縮めることはできなかった。

「スクデットが消滅する? 我々はスクデットを信じ続けなければならない。目標に変わりはないが、メンタル面を変えていく必要は当然あるだろう。我々は重要なユニフォームを身にまとっており、常にそれにふさわしいプレーをしなければならない。結果をつかむためには、もっと強い意志が必要だった。順位表の差を縮めることができるチャンスだったのに。これから2週間の時間があるので、話し合っていきたい」

 最後にピルロ監督は、自身の監督としての成績について問われると、「私自身を採点? 私が判断することではない。それは記者たちの仕事だ」とメディアに見解を委ねた。

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