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「ホーランドは完成していない」ドルトムントOBザマー氏、ビッグクラブ行きは時期尚早と指摘

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ドルトムントFWアーリング・ハーランド

 ドルトムントの外部顧問を務めるマティアス・ザマー氏が、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの去就について言及している。『シュポルト1』がコメントを紹介した。

 20歳のホーランドは、昨年1月にドルトムントに加わってから49試合49ゴールと得点を量産。2024年までの契約を残すも、早くもビッグクラブへの移籍が騒がれている。だが、かつてドルトムントでプレーし、監督を務めた経歴を持つ元ドイツ代表DFのザマー氏は、近い未来の移籍には否定的な考えのようだ。

 ホーランドの移籍先候補の1つとされるバイエルンに向かう可能性を問われた同氏は、「バイエルンにはロベルト・レバンドフスキがいるのだから、それは今日や明日に起こることではない」と返すと、次のように続けた。

「契約など関係なく、アーリングにはドルトムントの彼にとっての価値を見ることをアドバイスしたい。このクラブは彼に多くを与えている。アーリングが次の一歩を進むにあたって考えられるクラブはほんの一握りだ。そのためには、完成して、パーフェクトになっていなければならない。彼は物凄く優れている。だが、細かいところはまだ仕上がっていない」

 さらにザマー氏はドルトムントから移籍した選手たちを引き合いに出し、「レワンドフスキは完成していて、バイエルンに行ったとき直ちにプレーすることが明らかだった。逆の例として挙げるのなら、バルセロナへ向かうのは少しだけ早すぎたかもしれないウスマン・デンベレ。アーリングはいいところまで来ているが、まだ仕上がっていないよ」と指摘している。

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