U-24日本代表戦をあす26日に控え、U-24アルゼンチン代表のフェルナンド・バティスタ監督とMFサンティアゴ・アスカシバル(ヘルタ・ベルリン)がオンライン会見に出席し、意気込みを語った。

　U-24アルゼンチン代表は南米予選を首位通過し、東京五輪出場権をつかんだ強豪。バティスタ監督は「アルゼンチン代表は常に主役としてプレーすることを目指してきた。高いポゼッションで相手に隙を与えず、しっかりと守りつつ、常に相手ゴールを狙う。そういうサッカーをあしたもお見せできれば」と意気込みを語り、アスカシバルは「金メダルを獲得したい。そのためにこれまでも準備を重ねてきた」と五輪制覇を掲げた。

　日本の印象について、「いま非常に力を伸ばしきているチームだと思う。現在は全ての代表チームの実力が拮抗していると言っても過言ではない。あすも我々にとって非常に難しい試合になると思う」と語った指揮官は「素晴らしい、高いレベルの選手が揃っている」と警戒を強めた。

　一方、ブンデスリーガでプレーするアスカシバルは「久保はやはりヨーロッパでよく知られている存在だが、それだけでなく日本チーム全体をリスペクトしているし、いい選手がたくさんいる」と日本への敬意を口にした。

　当初発表されたメンバーリストから変更があり、チームの主力であるDFレオナルド・バレルディ(マルセイユ)やDFリサンドロ・マルティネス(アヤックス)がメンバー外になったが、バティスタ監督は「新型コロナウイルスの影響でチームに加われなかった」と説明している。