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グリエーズマン、ウクライナとドローで戦術に疑問「もっと一対一で戦える選手を…」

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フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン

 現地時間24日に行われたカタール・ワールドカップ欧州予選グループD第1節で、フランスはウクライナと1-1で引き分けた。試合終了後、この試合でゴールを決めたFWアントワーヌ・グリーズマンが、チームの戦い方に疑問を投げかけている。

 この一戦で試合の主導権を握ったフランスだったが、19分にグリエーズマンがペナルティエリア外から決めたファインゴールのみの1点に終わった。後半にはウクライナのシュートをプレスネル・キンペンベがブロックし、そのボールがゴール左へと吸い込まれ1-1に。試合はそのままフルタイムとなった。なお、この試合のスタッツはボール支配率63-37%、シュート本数18-3(枠内3-0)だった。

 試合後、グリエーズマンは『TF1』に「一対一で戦えるもっと攻撃的な選手が必要だったかもしれない。僕らはこのようなシステムでプレーすることを学び、もう一度勝利を目指すよ。勝ちたかったけど、素晴らしい試合はできなかったね。改善して次の試合ではしっかり勝ちきりたい」と語っている。

 指揮官ディディエ・デシャンは「前半で勝利が決してもおかしくなかった。そのチャンスはあった。我々の失点は避けることができた内容でもあったね。最後までプッシュして勝利を目指したが、この結果には失望している。もちろん勝つことができれば理想的だった」と試合を振り返った。

「ウクライナは良いチームであったと証明した。後半は難しい展開になってしまったね。チャンスを多く創出しても勝つとは限らない。我々はフィニッシュの面でより正確な動きが必要だった」

 フランスはこの後、28日にカザフスタンと、31日にボスヒア・ヘルツェゴヴィナと、敵地での2連戦に挑む。世界王者フランスにとって、ホームでの初戦ドローは手痛い引き分けとなったが、第2節以降は勝ち点3を手にすることができるのだろうか。

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