ボローニャ指揮官で、現役時代はFKのみでハットトリックも達成したシニシャ・ミハイロビッチ監督。52歳の“偉大なる左足”はいまだ錆びついてなかった。クラブの公式ツイッター(@BfcOfficialPage)が伝えている。

　ミハイロビッチ監督のもとに、インスタグラムを通じて挑戦状が届いた。その男の子、トンマーゾくんはFKでバスケットボールのゴールを狙うスキルに挑戦。動画では2度の失敗の後、3度目にして左足シュートがゴールの輪を通った様子を伝えた。

　ミハイロビッチ監督は白血病を患い、昨夏には新型コロナウイルスにも感染したものの、現在では現場に戻れるまでに復活。そしてその左足が劣っていないことを証明するべく、トンマーゾくんの挑戦を受けて立った。

　指揮官は「きみは挑戦する相手を間違えた」と語り、左足でボールを優しく蹴り上げる。浮かんだボールはバスケの輪をドンピシャで潜り抜け、たった一度でそのチャレンジを成功。「3回も必要はない。一度で十分だ」と貫禄を見せつけた。

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