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バルサで苦悩のピャニッチ「1年で退団するために契約していない」…挑戦継続を誓う

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バルサで苦しむミラレム・ピャニッチ

 バルセロナミラレム・ピャニッチは、厳しいファーストシーズンを送るものの、退団の意思がないことを強調した。

 昨夏にアルトゥールと入れ替わる形でユベントスからバルセロナに加入したピャニッチ。しかし、ラ・リーガでの出場数は17試合で、先発はわずかに6試合のみ、さらにノーゴール、ノーアシストと結果を残せていない。また、直近のリーグ戦3試合ではベンチを温めるだけでピッチに立ってすらいない。

 先月にはロナルド・クーマン監督からチャンスを与えられない理由がわからないと話していたピャニッチは、スペイン『ムンド・デポルティーボ』でわずか12カ月での退団を考えておらず、バルセロナでの成功を諦めていないことを強調した。

「翌年に退団するためにバルサと契約していない、このクラブで歴史を作るために契約した。16歳のとき、僕をバルサBに入れたかった父はバルサの首脳陣と会っていた。僕は当時メスにいて、その頃の僕らはバルサBがどれだけこのクラブにとって重要であるかを理解していなかった。フランスでキャリアをスタートさせることを決めたけど、常にバルサを追いかけてきた」

「2年前、エリック・アビダルが僕の獲得を望んでいて、僕たちは交渉したけど、彼らはアントワーヌ・グリーズマンに投資して、僕への資金は残っていなかった。僕はバルサの選手になるという夢のためにもう2年間待つ必要があった。勝者としての実績と経験のためにバルサに来た。僕のキャラクターや経験がラ・マシアから昇格する次世代の選手たちの成長に欠かせないものであると彼らは教えてくれた」

「それに、僕はチャンピオンズリーグで優勝するためにここに来て、これが目標だ。今シーズンは2冠達成の手助けをしたい。もちろん、まだあきらめてはいない。プレーできなければ、次の朝はより一生懸命に練習する必要があるし、僕はまだあきらめていないとコーチの目にも映るはずだ」

「コロナウイルスのせいで到着が遅れ、僕にとって難しいものになった。クーマンは選手たちとよく喋ったりはしないから、僕がすべきことは彼が僕を必要とするときへの準備のために取り組みを続けること。重要な試合で僕の経験をチームに提供することができるはずだ」

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