beacon

ムバッペが語る“エゴ”の必要性「自分がメッシやC・ロナウドより上と言い聞かせている」

このエントリーをはてなブックマークに追加

“エゴ”について語ったFWキリアン・ムバッペ

 パリSGのFWキリアン・ムバッペが“エゴ”について語っている。

 2017年にパリSGに加入して以降、公式戦で150ゴール以上を奪い、4度のリーグアン優勝など10個の主要タイトルを獲得してきたムバッペ。さらに、フランス代表としても2018年ワールドカップ制覇の立役者となった。今季も36試合で30ゴールをマークするなど、驚異的な活躍を続けている。

 そんな22歳FWだが、過去12回中11個のバロンドールを分け合ってきたバルセロナFWリオネル・メッシユベントスFWクリスティアーノ・ロナウドとたびたび比較され、その次の世代を担う筆頭候補とみなされてきた。そして本人は『RMC Sport』に対し、モチベーションを高めるため、フットボール界をけん引してきた2人よりも優れていると言い聞かせていることを明かしている。

「エゴ? もちろん重要なことだよ。自分が荒れちゃっていると、誰も自分自身をプッシュしてくれないからね。そして、自分には頂上に到達できる力があると信じ込ませなければならないんだ」

「あまりエゴは理解されていないけど、元気がない時にわざわざ家まで来て『君はできるよ』って言ってくれる人はいないんだ。自分自身とマインドセットだけなんだ。自分には素晴らしい能力があると言い聞かせなくてはいけないんだよ」

「僕はピッチに立つたびに、自分が一番だと言い聞かせている。メッシやC・ロナウドと同じピッチでプレーした時もね。彼らは僕なんかよりも優れた選手だし、何億倍ものことを成し遂げてきた。でも頭の中では、常に自分が一番なんだと言い聞かせている。そうすることで自分に限界を作らず、ベストを尽くそうとできるからだ」

 ムバッペは続けて「もちろん理解されないこともある。人々にとってのエゴは友達を優遇することだったり、ライバルチームの選手より高額を要求するなんてことかもしれない。でも、それだけじゃないんだ。自分を超えるという個人的な目標であり、『俺だ。俺だ』なんていう表面的なことをはるかに超えているものなんだよ」と、自らを奮い立たせるために欠かせないものであると語った。

●フランス・リーグアン2020-21特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP