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「フットボール界は質よりも量へ」ペップが過密日程を是正しないUEFAを非難

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ジョゼップ・グアルディオラ監督がUEFAを非難

 マンチェスター・シティジョゼップ・グアルディオラ監督が欧州サッカー連盟(UEFA)を非難した。

 先日に発表された欧州スーパーリーグ創設により陰に隠れてしまったものの、UEFAはチャンピオンズリーグの新フォーマットを2024年から導入することを発表。しかし、この新フォーマットでは従来のグループリーグにあたるラウンドが6試合から10試合に増加されるなど、さらなる過密日程が予想される。

 近年、試合数の急増によるタイトなスケジュールが危惧される中、それを助長するかのような今回の決定に至ったUEFAに対してグアルディオラ監督はプレスカンファレンスの中で「すべての監督と選手は質の向上を求める一方で、フットボール界は量に走っている」と話し、過密日程への不満を続けた。

「しかし、このことは我々が担当していることではない。我々はUEFAとFIFAにシーズンの延長、おそらく1年間を400日に伸ばしてもらうことを要求しなければならない。そうすれば、彼らは何かしらの解決策を見つけてくれるだろう」

「今季、私は選手たちをトレーニングできず、チームのコンディションを整えるだけだった。基盤を作るためのプレシーズンがなく、インターナショナルブレイクで監督は休めるが、選手たちはそうではない。彼らはプレーすることが大好きだが、時にはケガのリスクもある。UEFAはこのことを理解しているが、気遣っているとは思えない」

「本当に試合が多い。ミッドウィークのオフすらなかった。これからさらに負傷者が増えるだろう。常々UEFAに対してこのことを話しているが、彼らは理解したと言いながら、その後試合を増やしている。そして、新たな大会だ。まるで1日に3度の舞台に立つ俳優や女優のようだ。彼らは良いパフォーマンスをできるだろうが、1日3回は多すぎる」

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