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29歳のトッテナム指揮官はリーグ杯決勝で敗戦「受け入れるのは難しい。だが、私は選手を誇りに思う」

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就任したばかりの新米・ライアン・メイソン暫定監督が決勝に挑んだ

[4.25 カラバオ杯決勝 マンチェスター・C 1-0 トッテナム]

 トッテナムは13シーズンぶり5度目の優勝を目前にマンチェスター・シティに敗戦。ジョゼ・モウリーニョ解任後に、暫定指揮官に就任したライアン・メイソン監督は敗戦を受け止めた。英『スカイスポーツ』が伝えている。

 苦しい状況下でも冷静に指揮をした。トッテナムは19日にモウリーニョ前監督を解任。U-17年代からU-23年代にわたる選手育成の責任者を務めていたメイソン監督に白羽の矢が立った。29歳312日という史上最年少の若さで21日にはプレミアリーグで指揮を執り、初陣を白星で飾ると、25日には大一番に臨んだ。

 だが、今季圧倒的な強さを誇るシティは強かった。スコア上では0ー1で接戦となったが、メイソン監督は試合後に「私たちより4、5年先を行っていた」と敗戦を飲み込む。しかし、その目に宿る光は失われていないようだ。「今後、私の考えとトッテナム全員の考えは確かなものになった」と語る。

「トッテナムは勇気を出して、シティのようにゲームを支配してみるべきだと思う。そのプロセスには時間がかかるだろう。でも、選手たちは信じて挑戦し続けた。彼らもそのように戦いと思っているはずだ」

「この試合の準備に2日間を費やして、国内最高峰のチームと相まみえた。運に見放される場面もあったが、試合が進むにつれてシティも創造性を欠く場面が見られた。敗戦を受け入れるのは難しい。だが、私は選手たちを誇りに思っている」

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