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「CL出場ならピルロは間違いなく残留するが…」ユーべ幹部が指揮官の去就に言及

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ユベントスアンドレア・ピルロ監督

 ユベントスのチーフ・フットボールオフィサーを務めるファビオ・パラティチ氏が25日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、指揮官アンドレア・ピルロの去就に言及した。

 ピルロ率いるユベントスは今シーズン、ナポリに勝利してスーペルコッパ・イタリアーナのタイトルを手にしたが、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)では決勝トーナメント1回戦でポルトに敗れて敗退。リーグ戦においても4位とリーグ10連覇はほぼ消滅し、来シーズンのCL出場権獲得も不確かな状況となっている。

 そんな中、ユーべ幹部のパラティチ氏は、指揮官ピルロの来シーズンの去就について言及。「CL出場権を獲得できれば、ピルロは間違いなく残留する」と語り、条件付きでの続投の可能性を示唆した。ただ、「チームや指揮官に大きな信頼を抱いており、(CL出場圏内である)上位4位以内に入れない可能性は正直、考えていない」などと語り、CL圏外でのフィニッシュは想定していないことを明かした。

 続いてユーべ幹部は、空中分解に終わった欧州スーパーリーグ(欧州SL)構想について言及。ローマやトリノ、ボローニャなど11クラブからレーガ・セリエAに対し、臨時会議においてユーべ、インテル、ミランの3クラブの処遇を議論するよう要請が届いたが、パラティチ氏らは特に問題視していない。

「この点に関してはまったく心配していない。我々は最大限の透明性をもって行動したと確信をもっている。また(会長のアンドレア)アニェッリとも毎日、連絡を取っているが、彼も非常に落ち着いており、将来へ向けて取り組んでいる。会長がどれほどユベントスやカルチョのためを思っているかは、私がよく知っている」

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