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『Spotify』オーナー、アーセナル買収へ数日内に2730億円オファー提示か「もう一度栄光を」

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 『Spotify』のオーナーを務めるダニエル・エク氏が、噂されるアーセナル買収について言及した。

 欧州スーパーリーグ参加表明を受け、かつてないほどオーナーを務めるスタン・クロエンケ氏へファンの反発が強まっているアーセナル。ミケル・アルテタ監督などは擁護するコメントを残しているが、23日のエバートン戦(0-1)前には大規模デモなども行われており、ピッチ外でも厳しい状況が続いている。

 そんな中『Spotify』のオーナーであるエク氏は、先日にも自身が8歳からファンであると公言するアーセナルの買収に動くことを示唆していた。そして『スカイスポーツ』によると、今後数日内に18億ポンド(約2730億円)のオファーを提示することになるようだ。

 エク氏は『CNBC』に対して、「そのための資金を確保し、非常に魅力的だと思われるオファーを提出したいと思っている」とし、オファーは「非常に真剣」であり、長期的なものになることを覚悟しつつも、「ファンを再び惹きつけたい」と語った。

 さらに「クラブに真のビジョンを示し、栄光を取り戻すための大きなチャンスだと思っている」と続け、アーセナル買収に成功した場合には取締役会にファンの代表を参加させることに前向きだと示唆。重要な決定事項に対する拒否権を渡すことも考えていると明かした。そして「ファンとの信頼関係を作り上げたい。もう一度ファンと繋げたいんだ」と続けている。

「ただクラブへフォーカスし、ファンにフォーカスし、クラブに栄光をもたらすことにフォーカスする。私は何よりもまず、ファンなんだ。それが最も重要なこと。クラブにもっと良くなって欲しい。それが一番の関心だ」

 2006年に『Spotify』を共同設立し、推定資産は32億ポンド(約4850億円)とも伝えられるエク氏。果たして、自身の応援するクラブを買収することになるのだろうか。
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