イングランドサッカー記者協会(FWA)は20日にFWA年間最優秀選手を発表。マンチェスター・シティのDFルベン・ディアス(24)が受賞した。

　ディアスは昨夏にベンフィカから加入。初のプレミアリーグ挑戦となったが、チームに素早く順応すると、リーグ戦31試合出場で優勝に大きく貢献した。UEFAチャンピオンズリーグにも10試合出場し、公式戦は合計51試合出場。新たなディフェンスリーダーとして存在感を放っている。

　1947-48シーズンから始まった同賞は、イングランド国内でプレーする選手を対象に、記者の投票によって決定。チームメイトのMFケビン・デ・ブライネやトッテナムのFWハリー・ケインなどを抑え、ディアスが栄誉を勝ち取った。

　ディフェンダーとしてはスティーブ・ニコル氏が受賞して以来32年ぶりの快挙。プレミアリーグ初年度での受賞は、1995年のユルゲン・クリンスマン氏、97年のジャンフランコ・ゾラ氏に続いて3人目となる。

　ディアスはクラブ公式サイトを通じ、「大きな栄誉だ。とてもとても幸せです」と喜びを伝える。「チームの成功なしに受賞することはできなかった。チーム全員がこの賞に値する」と仲間にも感謝。「私がこの賞を受賞したことは、このチームと私たちの戦術、試合の構築の仕方を示していると思う。ピッチでの一体感やチームスピリット、パフォーマンスが反映された結果だと思います」と語った。

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