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メイソン・マウント、憧れの存在モドリッチとの対峙を回顧「彼のユニフォームが欲しくてコバチッチに頼んだ」

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メイソン・マウントが憧れの存在を語る

 イングランド代表は現地時間13日、EURO2020初戦で、クロアチアと激突する。

 メイソン・マウントにとっては憧れのアイドルであるルカ・モドリッチと代表で戦うことになる。2020-21シーズンはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝の2試合で戦った両者。マウントはモドリッチを子供の頃からの憧れと公言しており、モドリッチとの再会に思うところがあるようだ。

 現在イングランド代表に帯同中のマウントは記者の前でクロアチア戦への意気込みを示した。その中で今季、モドリッチのユニフォームをもらうために根回しをしたと明かしている。

「準決勝1stレグでは(モドリッチの同胞マテオ)コバチッチに聞いてもらって、モドリッチのシャツを手に入れることができないか頼んでもらっていたんだ。どうしても欲しかった。そして試合後にはそれが実現したんだよ」

「初戦では自分のユニフォームを渡す機会がなかったんだけど、彼も交換を望んでくれた。なので、2ndレグになってから自分のシャツをモドリッチに手渡したんだ。憧れの存在が自分のユニフォームを欲してくれたんだ。それだけで心がブッ飛びそうだったよ」

「僕にとってモドリッチは昔から尊敬しているプレーヤーだった。彼がトッテナムにやってきてプレミアリーグでプレーするようになって以来、常にそのプレーを注視してきた。実際にピッチ上で対峙する機会ができて、不思議な間隔もあったよ。彼がどのようなプレーをするのか、間近で見ることがとても楽しみだった」

 マウントは「ただ、彼のことが好きすぎて、次のプレーを見抜いてしまった瞬間もあったけどね」と続け、モドリッチについて次の予測ができたとも明かしている。

「あの2試合はチェルシーにとって大変なマッチだった。自分も大きな経験を積んだよ」

 そしてイングランド代表MFは、直前となったEURO2020での躍進を誓っている。

「イングランドはこれまで欧州選手権で頂点に立ったことがない。それでも初めてのことをやってのけるだけのポテンシャルはあると信じている。若いチームとなっているけど、みんなと何ができるか、それをわかっているつもりだ。これまで誰もやったことのない新たな歴史を積み上げたい」

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