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道渕諒平の新天地はセルビア1部に決定…“DV逮捕歴”の元仙台MF、韓国2部クラブ退団も

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新天地が決まったMF道渕諒平(写真は仙台時代)

セルビア1部ラドニチュキ・ニシュは24日、ベガルタ仙台などでプレーしたMF道渕諒平(27)の加入を発表した。

 仙台の下部組織で育った道渕は明治大を経てプロ入りし、甲府、仙台でプレー。甲府時代の2017年7月に知人女性への暴行容疑、仙台時代の20年9月に交際相手への傷害容疑で逮捕された。2度目の“DV逮捕”は週刊誌報道で物議を醸し、同年10月に契約解除。無所属の期間を経て今年2月、Kリーグ2(韓国2部)の忠南牙山FCへ加入していた。

 韓国ではリーグ戦7試合出場で2ゴール1アシストを記録していたが、過去の交際女性への暴力、逮捕歴を問題視した地元の市民団体から反発の声が強まり、5月末に契約終了となっていた。

 新天地はセルビアに決まり、自身初の欧州挑戦となる。ネナド・ララトビッチ監督は「我々はミチブチを1年間フォローし、ラドニチュキに来るように説得することができた。彼はMFとして何年もJリーグでプレーし、違いを生み出していた」「セルビアには彼のようなサッカー選手がほとんどいないと保証する。彼は違いを生む選手であり、設定された目標の実現に向けてチームを導くリーダーだ」と大きな期待を寄せている。

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