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デル・ピエロ氏、辛くも準々決勝進出のイタリアに冷や汗「緊張感で体重が2キロ落ちた」

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元イタリア代表のアレッサンドロ・デル・ピエロ氏が、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、26日のEURO(ユーロ)2020決勝トーナメント1回戦オーストリア戦を振り返った。

グループAを3連勝で首位突破したロベルト・マンチーニ率いるイタリアは26日、グループCを2位通過したオーストリアと対戦。スコアレスのまま90分間を終えると、延長戦の激闘を制して2-1で勝利を収め、辛くも準々決勝進出へと駒を進めた。デル・ピエロ氏は、手に汗握る展開から緊張感のあまり体重が2キロ落ちたほどだったと振り返る。

「準々決勝進出には満足している。しかし、緊張から体重が2キロ落ちたよ。イタリアはもっと違う試合をするだろうと想像していた。正直言ってオーストリアについても同様。良い意味で驚かされたよ。相手のゴールが取り消されたシーンでは幸運だった。わずか20センチの差でリードを奪われずに済んだからね。ただでさえ苦しんでいる試合においてリードまで奪われると、かなり大きな問題になっていただろう」

「すべてが上手く行っている時に何か上手く行かないことが起こると、対応する準備があまり整っていないものだ。しかし、違いを見せることができるバックアッパーがいたことが重要だったと言える。試合の入り方に問題? オーストリアは何も失うものがなく、自由にプレーできた一方、イタリアはすべてを失う可能性があった。ノックアウトステージではミスが許されないので、大会自体がまったく違うものに変化する。イタリアは、多くの困難が立ちはだかったにも関わらず、この試合で勝利を収めて素晴らしかった」

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