日本代表DF冨安健洋のプレミアリーグ移籍はいまだ決着つかず。トッテナムが最初に提示したオファーが所属先のボローニャに拒否されたという。1日、英『スカイスポーツ』が伝えている。

　22歳の日本代表DFを巡る欧州獲得レースはさらに過熱する。獲得を狙うトッテナムは、ボローニャに対して移籍金1500万ユーロ(約19億7700万円)と、さらに300万ユーロ(約4億円)の出来高をつけたオファーを提示していた。これは、ボローニャが希望する最低売却ラインの2000万ユーロ(約26億3700万円)には及ばず。ボローニャ側は難色を示した。

　だが、今回のボローニャ側の拒否はあくまで最初の交渉が終了しただけ。CBと右SBをこなすことができる冨安をトッテナム側は諦めることなく、引き続き交渉は続けられるという。

　一方で、獲得最有力とみられるのはセリエAのアタランタ。また『アスレチック』によると、マンチェスター・ユナイテッドも冨安を獲得リストに入れているというが、こちらは今夏の主要ターゲットではない。また同メディアは冨安自身の意向も記載。本人はトッテナム行きを希望しているという。

---

●海外組ガイド
●プレミアリーグ2020-21特集
●セリエA2020-21特集