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冨安健洋の争奪戦に地元紙が見解「トッテナムがリード。五輪開幕前にも適正オファーが…」

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今夏、去就が注目されているボローニャの日本代表DF冨安健洋を巡り、地元紙『コリエレ・ディ・ボローニャ』が見解を示した。

2019年夏にシントトロイデンからボローニャに移籍して以降、2シーズンにわたってセリエAで活躍を見せてきた冨安。昨年はミランやニューカッスルなどから熱視線を浴びたが、今夏の移籍市場においては、元ユヴェントス幹部のファビオ・パラティチ氏がスポーツディレクターを務めるトッテナムや、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ率いるアタランタが争奪戦を繰り広げている。

ボローニャの地元紙は、冨安を巡る動向を伝えている。「主力の放出が危惧されているが、最も可能性が高いのがタケヒロ・トミヤスだ」と指摘。「トッテナムの新SDパラティチは、日本人選手の獲得へ向けて加速するだろう」と伝えた。

同メディアは、トッテナムはこれまでに「アタランタをやや上回る1800万ユーロ(約24億円)+ボーナスのオファーを提示」としつつ、「アタランタもロンドンのクラブも同様に、ボローニャを納得させるには少なくとも固定で2000万ユーロ(約26億円)とボーナス300~400万ユーロ(約4~5億円)が必要になることを知っているはずだ」と指摘。そのため、「(ボローニャ本部がある)カステルデーボレでは、まもなく適正なオファーが届くはずとの予感が漂っており、日本代表として参加する五輪開幕前かもしれない」との見解を示した。

さらに2日付の記事では、「ロンドンのクラブが来週中にもオファーを増額する可能性」を指摘。競合の「アタランタや関心を寄せる他のプレミアリーグ勢(ウェストハムやマンチェスター・ユナイテッド)よりも、明らかにリードしているようにみえる」と述べ、トッテナムが優勢であることを伝えた。一方『トゥット・スポルト』は、アタランタの動向に言及。冨安の移籍金が上昇しつつあることに触れ、「アタランタのようなクラブにとっても、1人あたり2000万ユーロの補強を3つ行うことは困難であり、トミヤス路線は冷めつつある」との見解を示している。

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