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「好かれるタイプではない。練習も退屈」元イングランド代表DF、恩師マンチーニについて言及

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EUROを制したロベルト・マンチーニ監督

 元イングランド代表DFウェイン・ブリッジが、EURO2020で優勝したイタリアを率いるロベルト・マンチーニ監督について語った。

 ブリッジはかつてチェルシーやマンチェスター・シティなどでプレーし、マンチェスター・Cでは現イタリア代表指揮官ロベルト・マンチーニから指導を受けたことでも知られる。

 恩師が指導するチームに敗れ、母国イングランド代表があと一歩で戴冠を逃すという結果になったが、ブリッジは「マンチーニのスタイルは好きではなかった」と『bettingexpert』に対して語った。

「マンチーニのチームは悪くなかったと思う。ただ今回のEUROにおいても、戦術的に優れていたかと言ったらそうでもなかったはずだ」

「私がシティにいた頃、彼から指導を受けた。ただ、自分は彼のスタイルが好きではなかったし、トレーニングも正直退屈だった。チームメートの多くもそうだったね。マンチーニは好かれるタイプの監督じゃなかったよ」

 マンチーニ体制では信頼を得られず、ブリッジは2011年1月にウエストハムへのレンタルを経験した。本人はその時のことを振り返り、「監督とも話していたし、関係は悪くなかったと思う。だけど毎日のトレーニングが退屈だったし、結果的に他のチームへ移籍することになった」と語った。

「それでもマンチーニがシティで成し遂げた成果は大きなものだったね。それは素晴らしい功績だと思う。シティのファンにとっても、マンチーニは忘れられない指揮官だったかもしれない」

「だけど、その時の戦力やチーム状況を振り返ると、指導者の手腕が優勝の決め手になったと個人的に思えないね。チームとしてリーグ優勝にふさわしいポテンシャルを備えていたことは確かだ」

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