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レアル、バルサ、ユーベが欧州スーパーリーグについて声明「今後UEFAからの脅威はない」

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3クラブが共同声明

 レアル・マドリーバルセロナユベントスが30日に共同声明を発表し、欧州スーパーリーグのプロジェクトを引き続き進めていく方針を改めて示した。

 これは同日、欧州スーパーリーグの創立クラブに対する欧州サッカー連盟(UEFA)からの処分について、裁判所が取り消し命令を下したことを受けてのもので、「今後、UEFAからの絶え間ない脅威にさらされることはありません」としている。

 欧州スーパーリーグ構想は今年4月に12のビッグクラブによって発表されたが、各方面から強い反発を受け、すぐに計画は頓挫。レアル、バルセロナ、ユベントス以外の9クラブが撤退していた。

 今回の声明で3クラブは「UEFAは、ヨーロッパのサッカー大会の規制当局、運営者、個人事業主およびマネージャーの地位を独占的に主張しています。 この独占的立場は一方に利益を与え、他方に対して不利益をもたらす恐れがあり、サッカーとその競争力のバランスに深刻な打撃を与えます」と指摘。「ヨーロッパの大会に参加しているクラブは自分たちの大会を統括する権利があります」としている。

 その上で「我々はファン、選手、コーチ、クラブ、リーグ、国内および国際的な協会や連盟を考慮に入れ、建設的かつ支援的な方法で欧州スーパーリーグのプロジェクトを推進するという目的に引き続き取り組んでいきます」と表明した。

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