バルセロナ退団が決定したFWリオネル・メッシ。長年クラブの顔として活躍してきた主将に対し、チームメイトが続々とメッセージを綴っている。

　下部組織時代からバルセロナ一筋で、プロデビューから17年間を捧げたメッシ。クラブ歴代最多出場(775)や最多ゴール(670)、最多タイトル獲得(35)など偉大な記録を残してきたが、5日に退団が決定。バルセロナ側は、ラ・リーガの定めるサラリーキャップをクリアできなかったことが原因であると発表している。

　そんな主将の電撃退団後、チームメイトが続々とSNSで別れのメッセージを綴った。2008年からトップチームでも共闘を続け、3度チャンピオンズリーグ制覇を達成したセルヒオ・ブスケツは最も早く自身の思いと感謝を発信している。

「クラブのために捧げてくれた全て、付き添ってくれた人へ感謝したい。君は幼いときにやってきて、史上最高の選手として去っていく。君は、このクラブをふさわしい高みまで成長させてくれた。そして僕はいつだって、君とプレーし、君と様々な瞬間を共にできたと言うことができる。本当に寂しくなるよ」

　また、メッシと同じく下部組織出身であるアンス・ファティは、「ラ・マシアの選手はみんな、君と一緒にプレーすることを夢見るんだ。それが叶ったのは幸運だった。この2年間、僕に見せてくれた愛情や学ばせてもらったことすべてに感謝したい。僕も、家族も、永遠に感謝するよ」と綴っている。

　そして、メッシと共に現役時代に黄金期を築き、現在はアル・サッドで監督を務めるシャビ・エルナンデス氏も「クレ(バルセロナファン)、チームメイト、そして友人として。この数年間我々に与えてくれたものに感謝しかない。これから何をするにしても、幸運を祈るよ!」と投稿し、感謝の意を示した。

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