FWリオネル・メッシのバルセロナ退団の余波は、思わぬところにも及んでいる。相棒役を買って移籍していたFWセルヒオ・アグエロが激怒しているという。6日、スペイン『アス』が伝えた。

　メッシは6月30日に契約満了となり、新シーズンを前に再契約が濃厚となっていたものの、今月5日にバルセロナがメッシ退団を正式発表。偉大なる“ワン・クラブ・マン”が虚しすぎる形で最愛のクラブを去ることになった。

　世界中を巡ったメッシ退団の衝撃ニュース。それは近しい人間の運命すらも変えてしまうことになりそうだ。昨季限りでマンチェスター・シティを退団したアグエロは、メッシの相棒役としてバルセロナに加入。しかし、そのメッシ自身がいなくなってしまった。

　カタルーニャの『ラ・ポルテリア』によると、アグエロはメッシとの共演を約束していたジョアン・ラポルタ会長に騙されたと感じており、クラブから去る方法を弁護士を通じて模索している。怒りを露わにしており、バルセロナでの自身の将来は「まったく明らかではない」と断言しているという。

---

●ラ・リーガ2021-22特集