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名将リッピ氏がCLを予想「決勝の1枠はパリSG。C・ロナウドは世界一のフィニッシャー」

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 名将マルチェロ・リッピ氏が、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)の行方を占った。

 かつてユベントスの指揮官としてスクデットなど数々のタイトルを獲得したほか、イタリア代表監督として臨んだ2006年ドイツ・ワールドカップにおいては、世界の頂点に立ったリッピ氏。そんなイタリアを代表する名将が、今シーズンのCLにおける戦いを予想した。決勝に進出するチームには、今夏の移籍市場で元バルセロナのFWリオネル・メッシや、EURO(ユーロ)2020MVPのGKジャンルイジ・ドンナルンマ、元インテルDFアクラフ・ハキミらを獲得したパリSGを挙げた。

「パリSGだろう。他のチームは残る決勝の1枠を巡って競うことになる。ただ、90分間においてはすべてが起こりえる。メッシやネイマール、(キリアン)ムバッペを前線に揃えるとなると、他の選手たちに影響が出てくる。(マウリシオ)ポチェッティーノは中盤の編成に着手しなければならないだろう。例えば(アンヘル)ディ・マリアのポジションをウィングハーフに移すとかね。しかしプレーの基盤となるのは攻撃陣だと思う」

続いてリッピ氏は、マッシミリアーノ・アッレグリ率いるユベントスの決勝進出の可能性を問われると、自身の見解を示した。

「今のユーべは悪くない。パリSGとも共通する話だが、フォーメーションはFW勢の特徴によって決まる。マックスには、(パウロ)ディバラや(デヤン)クルゼフスキ、クリスティアーノ・ロナウド、(アルバロ)モラタ、(フアン)クアドラード、(フェデリコ)キエーザといった重要な選手たちがいる。いかにチームがロナウドに対し、多くのオプションを供給できるかどうかが大切になる。私が考えるに、彼は世界最高のフィニッシャーだからね」

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