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冨安健洋の移籍話に…ボローニャ幹部「あと10日。彼には最高に重要なオファーが必要」

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日本代表DF冨安健洋

 ボローニャのバルテル・サバティーニTD(テクニカルディレクター)が16日にインタビューに応じ、日本代表DF冨安健洋の去就に触れた。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

 2019年夏にシント・トロイデンからボローニャへ移籍すると、2シーズンにわたってセリエAで印象的な活躍を見せてきた冨安。恵まれたフィジカルや足元の技術だけでなく、守備のすべてのポジションをカバーするなど、その類まれなユーティリティ性は高い評価を受けており、今夏の移籍市場ではトッテナムやアーセナルなどプレミアリーグ勢に加えて、アタランタからも熱視線を浴びてきた。

 冨安の移籍のデッドラインは当初、後釜確保の関係上20日頃と報じられていた。しかし、ボローニャのサバティーニTDはトッテナム移籍の可能性について問われると、依然として日本代表DF冨安に対する適正なオファーが届いていないことをアピール。あと10日ほど状況を見守る方針を示した。

「トミヤスのトッテナム行き? 現段階で彼はボローニャの選手だ。これから10日間ほど様子を見ていきたい。これまでオファーを受け付けてきたが、まだ届いていない。彼のような選手に対するオファーは、最高に重要なものでなくてはならない」

 また『レスト・デル・カルリーノ』によれば、ボローニャTDは冨安不在で臨んだ16日のコッパ・イタリア1回戦で格下のテルナーナに敗れたことに言及。「今日の敗北で決意した。あと1年ここに残る。こうした状況を前にしたら、逃げ出すのではなく戦うべきだろう。ファンや会長に謝罪したい。すでにかなりの投資を行っており、新たにメルカートで補強することは難しい。選手たちのメンタル面に取り組む必要がある」と述べた。

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