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「あなたはもう私を必要としないかも…」仲間に頭突き&ワンツーパンチで退場のガラタサライDFへの処分が決定

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仲間への暴力行為で一発退場となったDFマルコン(右)

 仲間に暴力行為を行ったガラタサライDFマルコンに対する処分が決定した。英紙『サン』が伝えている。

 16日に行われたトルコリーグ開幕節。ギレスンスポル戦の後半18分に“事件”が起こった。マルコンがチームメイトのMFケレム・アクトゥルコールに駆け寄っていくと、勢いそのままに頭突き。さらに、右、左とワンツーパンチを繰り出した。周囲の選手が2人の間に割って入り、事態は収拾したものの、チームメイトに暴力行為を行ったマルコンはレッドカードを提示されてしまった。

 ファティ・テリム監督が「このような行為をするのを見たのは初めてだ。我々は何が起こっているのか、まだ分かっていない」と語っていたが、マルコンには8試合の出場停止処分と1800ポンド(約27万円)の罰金が科せられた。

 ガラタサライのファンはマルコンの退団をクラブに要求したというが、テリム監督は、マルコンが被害に遭ったケレムやチームメイトに謝罪したことを明らかにし、冷静な判断を促している。

 マルコンは「私はあなたと同じ人間だが、模範的な行動を示すことはできませんでした。まず、ケレムの両親に謝り、ケレム本人にも私の行動について謝罪します。あなたが、もう私を必要としていないかもしれないことは理解できます。私はクラブが下す、すべての決定を尊重します」と謝罪。

 ケレムは公にコメントを発表していないものの、自身のインスタグラムでクラブのエンブレムとチームメイトと祝っている自身の写真を公開したようだ。

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