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モウリーニョ、開幕戦勝利のローマに手ごたえ「精神性や組織的守備はすでに私のチーム」

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ローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督

 ローマの指揮官ジョゼ・モウリーニョがフィオレンティーナとの開幕戦終了後、記者会見に出席し、試合を振り返った。

 今夏、ローマの指揮官に就任し、11年ぶりのセリエA復帰を果たしたモウリーニョ。22日、ホームのスタディオ・オリンピコで行われたフィオレンティーナとのセリエA開幕戦に臨むと、3-1とリーグ戦初勝利を収めた。2008年から2シーズンにわたってインテルの指揮を執ったポルトガル人指揮官にとって、セリエA通算50勝となった。

「ものすごく良いプレーをしたわけではないが、素晴らしい試合だった。フィオレンティーナも素晴らしかったと思う。我々は11人対11人の時は良かったが、相手が10人になるとパフォーマンスが下がった。ただ、チームの精神性や献身性は気に入った。精神面や団結力、組織的な守備において、私のチームになったと言える。攻撃面についてはこれからだ」

 続いてモウリーニョは、2アシストを記録したほか、クロスバー直撃のシュートを放つなど躍動した新加入の23歳FWタミー・エイブラハムに賛辞を贈った。

「攻撃の際のターゲットとしては、動きのある(エルドル)ショムロドフよりも重要だ。フィオレンティーナが高い位置でプレスをかけてくることは分かっていたが、エイブラハムは相手のラインを押し下げるのが上手く、彼の背後の3人が攻撃を展開することができた」

 最後にモウリーニョは、オリンピコの観客席を埋めたファンのサポートに言及。「ファンに感謝している。私はまだ何もしていないが、すでにローマファンの一員であるように感じる。ディスタンスはあったが、あのように歓迎してもらいありがたい」と語った。

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