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プレミアリーグ、「レッドリスト」指定国への選手派遣拒否…W杯南米予選などに影響

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 プレミアリーグは24日、イギリス政府が指定する「レッドリスト」に該当する地域へのインターナショナルウィーク中の選手派遣を拒否する声明を発表した。

 現在イギリス政府は、新型コロナウイルス感染の危険性が高い地域を「レッドリスト」に指定。当該地域へ渡航した者は、帰国後10日間の隔離が義務付けられている。アルゼンチンやブラジル、チリ、コロンビア、インドネシア、エジプト、南アフリカなど、アジア、アフリカ、南米を中心とした国が指定されている。

 そしてプレミアリーグは、「各クラブは本日、不本意ながらも満場一致で、来月のレッドリスト該当国で行われる国際試合へ選手を放出しないことを決定した」と発表。8月30日~9月8日までのインターナショナルウィークで、選手派遣を拒否している。

「このクラブの決定をプレミアリーグは強く支持しており、9月の国際試合でレッドゾーン指定国へ渡航する予定の19クラブ約60人の選手に適用される。これは、『FIFA』が国際試合からの帰国時に検疫が必要な選手への一時的な例外規定を延長しないという現在の見解を受けたものだ」

「レッドリスト指定国から帰国時に検疫が必要になる場合、選手の福利厚生やフィットネスに大きな影響が出るだけでなく、プレミアリーグ2試合、UEFAコンペティション1試合、リーグカップ3回戦に出場できなくなる」

 この決定により、9月のカタール・ワールドカップ南米予選にプレミアリーグの選手が出場することはなくなったかもしれない。

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