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数的優位のリバプールが猛攻も…チェルシーが勝ち越しゴール許さずにドロー決着

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リバプールチェルシーの一戦は1-1のドロー

[8.28 プレミアリーグ第3節 リバプール 1-1 チェルシー]

 プレミアリーグは28日、第3節を行い、リバプールチェルシーが激突。前半22分にMFカイ・ハバーツの得点でチェルシーが先制するも、同アディショナルタイムにFWモハメド・サラーの得点でリバプールが追い付く。後半は数的優位に立つリバプールが猛攻を仕掛けたものの、チェルシーが守り抜き、1-1のドローに終わった。

 ともに5得点無失点で開幕2連勝と好スタートを切った両チーム同士の対戦。前半22分に試合を動かしたのはアウェーのチェルシーだった。DFリース・ジェームズが蹴り出したCKに対し、ハバーツが飛び込んでヘッドで合わせると、ループ気味になったシュートはGKアリソン・ベッカーの頭上を越えてネットを揺らし、スコアを1-0とした。

 今季、初めてリバプールのゴールをこじ開けたチェルシーは、前半30分に追加点のチャンス。縦パスを受けたFWロメル・ルカクが巧みなターンで前を向き、左サイドからPA内に駆け込むMFメイソン・マウントへ。ボールを受けたマウントは一瞬の加速でDFトレント・アレクサンダー・アーノルドを振り切って左足シュートを放つが、ボールはゴール右に外れた。

 1点のビハインドを背負ったリバプールは前半43分にFWロベルト・フィルミーノに代えてFWディオゴ・ジョタをピッチへと送り込んだ。

 同アディショナルタイムには、リバプールがCKの流れから波状攻撃を仕掛け、FWサディオ・マネが放ったシュートをライン上のジェームズがブロック。しかし、VARが介入した結果、ジェームズにハンドがあったとして、リバプールにPKが与えられた上にジェームズが一発退場となり、チェルシーは数的不利に陥った。そして、PKキッカーを務めたFWモハメド・サラーがきっちりとネットを揺らし、試合を振り出しに戻した。

 1-1のまま後半を迎えると、1人少ないチェルシーはハバーツとMFエンゴロ・カンテに代えてDFチアゴ・シウバとMFマテオ・コバチッチを投入。

 数的優位に立つリバプールが後半立ち上がりからゴールを脅かし続ける。後半6分にはジョタが際どいヘディングシュートを放ち、同7分にはDFフィルヒル・ファン・ダイク、同13分にはMFジョーダン・ヘンダーソン、同14分にはDFファビーニョが積極的にミドルレンジから狙う。しかし、GKエドゥアール・メンディの好セーブにも遭い、勝ち越しゴールを奪えない。

 その後もリバプールが押し込む時間帯が続いたものの、最後まで追加点は奪えず。カウンターからゴールに迫ろうとしたチェルシーにも2点目は生まれずに1-1のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。なお、ベンチスタートの南野に出番はなかった。


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