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スペイン1部カディスが甲子園に関連して提言「勝利だけが大事になるトーナメント制に一言申したい」「甘い汁を吸っている既得権益者が存在するはず」

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スペイン1部カディスが提言

 カディス(スペイン1部)の日本語版公式ツイッター(@Cadiz_CFJP)が29日、全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)に関連し、サッカーの育成年代の大会についての提言を行った。

 関西弁でツイートすることで知られる同アカウントは「(同日の甲子園決勝)#智辯vs智辯 をフォロワーさんとのやりとりでしてたんやけど、書いておきたいことあったからいい?」と切り出し、「基本的には育成や強化の観点から勝利だけが大事になってしまうトーナメント制には一言申したいとおもてんねん」と言及。複数の投稿に分けて持論を展開した。

 同アカウントは「これは色んなところで議論もされてるし、恐らく育成に関与してるたくさんの方々も概ね異論はないと思うんやけど、じゃあなんで変わらないのか」と問題提起し、ビジネスモデルとして「そこには恐らく学生スポーツをコンテンツにして甘い汁を吸っている既得権益者が存在するはず」と指摘。

 そしてメダルを逃した東京五輪サッカーを挙げて「前の五輪(サッカー)での敗退を見て何も思わないのだろうか。期待が強かっただけに、スペインとの差に愕然としてしまった(投稿者は日本人である)」とし、「内田篤人さんも #フットボールタイム でこの先も勝てないと思ったというようなことをおっしゃっていたが、もはや抜本的に変えないといけない段階なのではないだろうか」と主張している。

 一方で「もちろん、サッカー史の違いはある。プロ化して約30年という短期間でアジアのトップになった功績は凄まじいと思う。戦後、高度経済成長を経て経済大国となった日本の国民性、さすがすぎる」と良い面も称えつつ、「ただ五輪の結果を踏まえて改めてガラガラポンすべきタイミングではないだろうか。日本がW杯で優勝するために、改革を切実に願う」と訴えた。

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