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冨安健洋へ高まる期待…伊記者「アーセナルは若くて多才な素晴らしい選手を獲得した」

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 アーセナルへの移籍が決定した日本代表DF冨安健洋に、現地でも期待が高まっている。

 今夏の去就が注目されていた冨安。これまでアタランタやトッテナムへの移籍に迫っていることが報じられていたが、いずれもボローニャの要求する金額を提示できず、合意できないまま移籍市場最終日に突入していた。

 しかしデッドラインデー当日、アーセナルへの移籍が急浮上。『ガーディアン』によると、移籍金2000万ユーロ(約26億円)+ボーナス300万ユーロ(約4億円)で両クラブが合意。アーセナルは公式HPで「長期契約」を結んだこと、背番号は18に決定したことを伝えている。

 そんな日本代表DFへの期待は高まっているようだ。『CBS Sports』でセリエAのコメンテーターを務めているマッテオ・ボネッティ氏は、自身のSNSで「アーセナルは若くて多才な素晴らしい選手を獲得した」と評価している。

「彼はセンターバックと右サイドバックを簡単に切り替えられる。22歳にしてセリエA60試合以上の経験を持ち、積極的に前へも出るが、1対1の守備は際立っているね」

 また『The Atletic』は、「CBと右SBをこなせる万能型DF。それはアーセナルが強化を目指すポジションだ。アーセナルは、冨安が4バックの右でプレーしつつ、ビルドアップ時には3バック化ができるハイブリットなDFと評価している」とし、戦術的な柔軟性を期待していると伝えた。

 なお、ミケル・アルテタ監督は公式HPで「タケヒロはセリエAや代表チームで経験が豊富な力強いDFだ。優れた守備力、技術力を持ち、ボール保持時の冷静さを備えた万能DF。我々のチームにおいて重要な存在となるだろう」と期待を込めている。

 今季はプレミアリーグ開幕3連敗、無得点9失点と最悪のスタートを切ったアーセナル。冨安は、チームの再建の一端を担うことになりそうだ。

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