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セリエA→プレミア移籍でも続くアーセナル冨安の“悪夢”…英メディアが指摘

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アーセナルに加入したDF冨安健洋

 イギリス『トーク・スポーツ』が1日、「アーセナル冨安健洋がいまだにロメル・ルカククリスティアーノ・ロナウドの悪夢にうなされているかもしれない理由」と題し、冨安と両ストライカーのセリエAでの対戦を取り上げている。

 冨安は8月31日にボローニャからアーセナルへの加入が決定。移籍金は1550万ポンド(約23億5000万円)と伝えられている。また、今夏にはイタリアでしのぎを削ったルカクがインテルからチェルシー、C・ロナウドがユベントスからマンチェスター・ユナイテッドに移籍を果たした。

 同メディアは「22歳の冨安は、2年間のセリエAでのキャリアの中で(両選手を合わせて)5回対戦したことがあり、この2人を見るのはあまり嬉しくないだろう」と指摘。過去のマッチアップを振り返り、冨安が苦戦したことを強調している。

「ボローニャは、2020年7月にインテルに2-1で勝利した1試合を除き、全て負けている。(冨安は)全3回の対戦で得点したルカクの悪夢を見続けていることだろう」

「2020年12月に1-3で敗れた試合では、冨安がボックス内でルカクのシャツを引っ張り、クロスに走り込むのを止めようとした」

「しかし、冨安の戦略はうまくいかず、現チェルシーFWに反撃され、ピッチに投げ出されてからボールをネットに押し込まれてしまった」

「ロナウドとの対戦でもそれほど展開は変わらず、ポルトガルのストライカーは2回の対決で1ゴール1アシストを記録した」

 同メディアは駆け込みでアーセナルに加入した冨安に対し、「彼はセリエAからの移籍で最も注目を集めている選手とは言えない」とレポートするなど、現時点で懐疑的な見方をしているようだ。冨安は開幕3試合9失点で最下位に沈むアーセナルの守備を立て直し、この評価を覆すことはできるだろうか。

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