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前節欠場のフランクフルトMFコスティッチ、“移籍強行”は否定もサポーターに謝罪

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 MF長谷部誠やMF鎌田大地らと同じくフランクフルト所属で、セルビア代表のMFフィリップ・コスティッチは8日、自身のインスタグラムでサポーターに謝罪した。

 コスティッチは、先月28日に行われたブンデスリーガ第3節アルミニア・ビーレフェルト戦を欠場。2023年までの契約を残すも、クラブ幹部にセリエAラツィオへの移籍を直訴し、ビーレフェルト戦に向けた最終調整を欠席し、遠征への同行を拒否していた。オリバー・グラスナー監督も、そのボイコットとして報じられた行為に怒りを示している。

 一方、ラツィオから評価額を大きく下回るオファーを拒否したとされるクラブは移籍市場最終日、代表ウィーク明けにコスティッチと話し合いを持つ方針を強調。再びチームに迎え入れる構えを示していた。そして8日、同選手はインスタグラムで次のように綴った。

「僕はアイントラハト・フランクフルトを愛し、ここで与えられるすべてをありがたく思う。ビーレフェルト戦でプレーするのは精神的に無理だった。あれはストライキではなかったよ!誤った情報を受けることになったファンたちに心から謝り、それと同時にサポートしてくれたチームメイトたちに感謝したい」

「僕に対して謝罪するべきの人もいるが、難しいシーズンが待っているのでそんなことを構っている時間はない。僕は強い精神を維持し、クラブのために戦って見せる。チームは僕のことを必要としているからだ。アイントラハト・フランクフルトこそ何よりも上だ!」

 今夏エースのFWアンドレ・シウバを失い、FWラファエル・ボレ、イェンス・ペッター・ハウゲ、サム・ラマースらを加わえたフランクフルト。新監督の下でDFBポカール1回戦で3部相手に敗退を喫し、リーグでは2分け1敗と低調なスタートを切ったチームで、昨季チーム内アシスト王のコスティッチは信頼を取り戻せるのだろうか。

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