マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督は、FWクリスティアーノ・ロナウドがニューカッスル戦でデビューすることを明言した。

　今夏の移籍市場で、ユヴェントスからマンチェスター・Uに加入したC・ロナウド。レアル・マドリーに移籍した2009年以来、12年ぶりにオールド・トラッフォードに復帰した同選手はポルトガル代表での活動を早めに打ち切り、隔離期間を経てチームに合流するなど、再デビューに向けて着々と準備を進めている。

　大きな期待の集まる36歳のストライカーについて、スールシャール監督は会見で「彼はユヴェントスで良いプレシーズンを過ごし、代表チームでもプレーした。そして、ここで我々と良い1週間を過ごした彼が、どこかのタイミングでピッチに立つことは間違いない」と11日の一戦で起用することを強調した。

　さらに、同指揮官は続けて「彼のこれまでのキャリアでの功績を知ってはいるが、さらなる成功を求めてここにやって来た。これこそキャリアを通してやってきたことだ。それに、ここに来て以降、試合に向けて準備する一番の選手は彼だった」と期待を寄せている。

　またスールシャール監督は、C・ロナウドに7番のユニフォームの譲渡を申し出たエディンソン・カバーニの行動を称えた。

「これはエディンソンがやった卓越したことの1つで、彼は昨シーズン、本当に、本当に良いプレーをした。クリスティアーノはエディンソンに電話し、彼らは互いに言葉を交わした。自身の背番号を譲渡することはクリスティアーノへの敬意を示すものであるが、クリスティアーノも別の方法でエディンソンへの敬意を示した。2人のトップ、トッププロフェッショナルだ」

---

●プレミアリーグ2021-22特集