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マルキージオ氏が19日のビッグマッチへ見解「今はミランの方がユベントスより強い」

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クラウディオ・マルキージオ

 元イタリア代表のクラウディオ・マルキージオ氏がイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、19日に行われるユベントス対ミランについて自身の見解を示した。

 19日にアリアンツ・スタジアムで予定されているビッグマッチでは、マッシミリアーノ・アッレグリ指揮下で再出発を図るもリーグ戦未勝利のユベントスと、ステファノ・ピオリ指揮下で近年に大きく成長を遂げてセリエA開幕から3連勝中のミランが激突する。

 下部組織時代から長年にわたってユベントスでプレーした経験を持つマルキージオ氏は、2チームの対戦を前に自身の見解を示した。

「今はミランの方が強い。長年にわたって困難に見舞われていたチームだが、素晴らしい再建の仕事が行われた。かつてのようなレベルのチームとして復活するにふさわしいと言える。一方のユヴェントスはチーム再建の最中にあるが、勝利のサイクルを開始したチームとして遜色ないことを証明しなければならない。いずれにせよ新たなリーダーシップを作り上げている途中であり、道中で困難に突き当たることは当然のことと言える。ただ一つ、辛抱が必要だ。私は信じている。チームが結束し、信念を持つことが必要だ」

 続いてマルキージオ氏は、9年間続いたユベントスの覇権の幕開けとなった2011-12シーズンを回想。2011年10月2日の試合でミラン相手にドッピエッタ(1試合2得点)を記録し、2-0の勝利へ導いたことを振り返った。

「私の心の中から消し去ることのできない思い出だ。当時のイタリア王者との対戦だったし、あの夜は満足して誇りに感じていた。(アントニオ)コンテ指揮下の1年目で、監督は着任早々にフィジカルやメンタル面に重点的に取り組んだ。あれが違いを生み出したのだと思う。おそらくその時初めて、チームは『スクデットを獲得できる』と実感したと思う」

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