セリエAは19日に第4節を行い、ユベントスはホームでミランと対戦する。マッシミリアーノ・アッレグリ監督が18日に会見に出席した。クラブ公式ツイッターがその様子を伝えている。

　開幕3試合2敗1分とクラブワーストタイの序盤となったユベントス。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)初戦でマルメに勝利したものの、19日のミラン戦はアッレグリ体制最初の大一番となる。指揮官は、ここまで開幕全勝を保つミランを警戒。「シーズンの最も重要な試合の一つだ。ミランはここ数年で名声と安定性を取り戻した」と相手を評価する。

　かつて欧州を代表する強さを持ったミランだが、直近のシーズンは低迷。しかし、若手の起用やベテランの復帰などが効果的に絡み合って再興した。今季は8年ぶりに欧州CLの舞台に返り咲き、因縁のリバプールと接戦を演じてみせている。

　アッレグリ監督は「明日の試合は、いつもそうであるように重要だ。しかし私たちよりも彼らにとっての方が重要性が高く、シーズン序盤の形勢は11月の中断までに明らかになる。その時には私たちは異なる状況にいるはずだ」と自信を垣間見せる。序盤の失速も「リーグは拮抗しており、独走するチームは生まれないだろう。勝ち点を落とすのは簡単だが、それを取り返すことも同様だ」と挽回を強調。「スタートで失った立場の回復について考えていこう。私たちは間違いなく良い試合ができる」と復調への道筋を説いている。

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