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板倉滉をボランチで起用?シャルケ監督、記者の質問に「敵将に情報をあまり与えたくないのだが…」

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シャルケのDF板倉滉

 ブンデスリーガ2部シャルケのDF板倉滉は次戦ではボランチを務めることになるのだろうか。

 今夏マンチェスター・シティからのレンタルで加わった板倉はシャルケではこれまで3バック中央のセンターバックとしてプレー。だが、17日の第7節カールスルーエ戦の60分、ボランチのビクトル・パルションがレッドカードで退場となると、ディミトリオス・グラモツィス監督はフォーメーションを4バックに切り替え、板倉を1列前に配置していた。

 そして、板倉は続く現地時間25日に行われる第8節ハンザ・ロストックとのアウェーマッチでも中盤でプレーする可能性が浮上。本職ボランチのダニー・ラッツァはまだ戦列に復帰しておらず、パルションも2試合の出場停止処分を科されたことで、日本代表のMF起用が濃厚と見られる。

 試合に向けた会見で「イタクラにポジションを用意するために4バックに変えるか」と問われたグラモツィス監督は「もちろん、相手の監督にフォーメーションや戦術に関する情報をあまり与えたくないのだが…」と苦笑いを浮かべつつ、このように続けた。

「コウが過去には以前のクラブで示したように6番(ボランチ)としてもプレーできるのは秘密じゃない。あのレッドカードのあとも、私はフォーメーションを変えて、彼をMFに置いた。なので、彼がそのポジションでプレーできるのは確かだ。実際にそうするのかは今日明日ほかの選択肢を試してから決める」

 グラモツィス監督は会見ではラッツァの状態についても言及。「チーム練習の一部に参加しているが、離脱が長かったので当然まだマッチフィットネスを取り戻すのはしばらく先だろう」と復帰時期に関する明言は避けた。

 また、シャルケが先日フリーで獲得した元レッドブル・ザルツブルクのセントラルMFマーク・ジャトコフスキについては「6カ月半ほどチーム練習から遠ざかっていたので、奇跡を求めてはいけない。ただ基礎の部分では一生懸命取り組んでいたため、割と早く感覚を取り戻すのでは」と話していた。

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