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負傷明けの浅野拓磨をなぜ代表派遣?記者の質問にボーフム幹部「JFAと非常に良いコミュニケーションがある」

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日本代表に招集されたFW浅野拓磨

 ボーフムのトーマス・ライス監督と強化担当のセバスティアン・シンチロルツ役員が、現地時間2日に行われるアウェーでのブンデスリーガ第7節RBライプツィヒ戦に向けた会見に出席。その中で、日本代表FW浅野拓磨について言及している。

 今夏にボーフムに加入した浅野は、第2節マインツ戦後から内転筋の問題で負傷離脱。先月26日の第6節シュトゥットガルト戦(0-0)の71分に途中出場し、約4週間ぶりにピッチに立って復帰を果たしている。

 会見では、浅野や同じく離脱を強いられていたダニー・ブルムの状態に関する記者からの質問を受けたライス監督。「どのトレーニングも、彼らが以前のレベルを取り戻すにあたって助けになっている」とコメント。「2人とも練習し続け、私は好印象を受けている。もちろんまだ100%の状態ではないし、取り組んでいかなければいけない。だが、ライプツィヒには必ず連れて行くつもりだ」とも語った。

 また同席したシンチロルツ役員は、インターナショナルウィークに向けて招集を受けた選手たちについて言及。記者に「アサノは100%の状態ではないとのことだが、それでも旅に出るのか」と問われた際、以下のように返している。

「(日本サッカー協会とは)非常に良いコミュニケーションをとらせてもらっていると言わざるを得ない。日本の代表監督も、先日のホームマッチはボノビア・シュタディオンを訪れている。彼と話し合い、ともに代表に向かわせることを決めたんだ。負傷明けであることを日本側の責任者たちは知っており、我々は今回の代表戦がタク(浅野)にとって、コンディションを上げていく機会になるのではと考えている」

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