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伊代表ドンナルンマ、ミラノでの対戦に興奮も抗議を警戒「口笛がならないことを願う」

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イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ

 パリSGに所属するイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマが4日、UEFAネーションズリーグ(UNL)準決勝スペイン戦へ向けて記者会見に出席し、意気込みをみせた。

 今夏、下部組織時代から所属していたミランを退団し、パリに新天地を求めた22歳のドンナルンマ。6日に行われるスペインとのUNL準決勝において、久々に古巣の拠点サンシーロでプレーすることになる。

「サンシーロへ戻ることに興奮している。ミラノとミランは、僕の人生の大事な一部だった。抗議の口笛がないことを願っているよ。僕は最後まで、ミランのために常に全力を尽くした。僕らが楽しみにしているUNLにおける非常に重要な試合であり、もし何か良くないことが起きたら残念なことになる。サポーターの応援を期待している」

「EURO(ユーロ)2020の時と同じようなタフなスペインが待っているはずだ。前回の対戦でも、スペインを倒すのは困難だった。簡単な試合にはならないだろう。110%の力が必要になる。EUROが終わってから、いろいろ期待されてきたが、謙虚な気持ちで前へ進んでいかなければならない。自分たちの力は自覚しており、どんな相手でも互角に戦えるはずだ。きっとワールドカップにおいても、自分たちの存在感を示すことができるだろう。まずはUNLから再出発するために、良い準備をしていきたい」

 ドンナルンマはPSGへの移籍後、公式戦でわずか4試合にしか出場していない。パフォーマンスへの影響が懸念されるが、元ミランGKは自信を見せた。

「代表でもポジションを失う恐れ? 問題はない。僕はプレーするためにパリへ行き、最初にこういったことがあるのは当然だと思う。しかしすべてが上手くいくはずだと確信している。パリの環境には満足している。自分の道を進んでいけば、すべてが解決するはずだと思っている」

「PSGには王者たちが数多く在籍していて、大きな成長につながる。ときには競争を通じて、技術面だけでなく、人間的に成長することもあるだろう。それにロッカールーム内は団結していて、居心地が良い。偉大な王者たちと笑顔でトレーニングに取り組み、穏やかに過ごすことができる」

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