イタリア代表は10日のUEFAネーションズリーグ3位決定戦でベルギー代表と対戦する。ロベルト・マンチーニ監督は前日会見に出席。11月末に発表されるバロンドールに言及した。イタリア『スカイ』が伝えている。

　フランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』は8日、同誌が選定する2021年度のバロンドール候補者30名を発表。昨年度は新型コロナウイルスの影響で中止に。2年ぶりの受賞者は11月29日に発表される。

　最多6度受賞のFWリオネル・メッシや5度受賞したFWクリスティアーノ・ロナウドも名を連ねる中、注目が集まるのはMFジョルジーニョだ。チェルシー所属のイタリア代表MFは、昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)と今夏のEURO2020で優勝を果たした唯一の選手。実績で言えば、バロンドール最有力だ。

　マンチーニ監督は会見でバロンドール受賞予想の質問に回答。「私見だが、ジョルジーニョが受賞すべきだ。彼はすべてを勝ち取ってきたし、それだけの価値がある。そうじゃなければおかしいだろう」と愛弟子を推薦した。

　一方、ジョルジーニョも会見で同様の質問を受ける。29歳のイタリア代表MFは「バロンドールの夢を見ない人などいないでしょう。小さくても大きくても夢は夢だ。だったら、大きい夢を見たほうがいい」と受賞に胸を膨らませている。

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